ダイナースクラブカードを徹底比較
ダイナースクラブは、世界で初めてのクレジットカードとして国際ブランドの頂点に君臨し続けています。
あまりクレジットカードに詳しくない人でも、ダイナースクラブカードをお見掛けしたら「おっ?金持ち(笑)」と思うほどステイタスが高いカードです。
ここでは、知ってると面白い雑学であるダイナースクラブの誕生秘話やAMEXカードと比べてダイナースクラブはどうなのか?ダイナースクラブカードのサービスについて書いていきます。
ダイナースは食事をする人から始まった世界最初のクレジットカード
カード名 | ダイナースクラブ |
---|---|
カードの種類 | プロパーカードと提携カード |
国際ブランド | ダイナースクラブ |
ポイントサービス | あり |
入会特典 | 入会3ヶ月以内にショッピング30万円利用でデザイナーがあなたのサインをデザインしてくれるor15,000ポイントプレゼント(詳細は【なんだか良く分からない!?ダイナースクラブの入会特典がおしゃれ過ぎる】を参照) |
年会費 | 22,000円 家族会員5,000円 |
付帯保険 | 国内海外旅行傷害保険額 最高1億円 ショッピング保険あり |
お支払い日 | 20日締め 翌月10日払い |
ダイナースクラブの誕生は、ある実業家が財布を忘れた所から始まりました。
名前はフランク.マクナマラで、アメリカ人です。
レストランで食事をしている時、財布を忘れたので妻に財布を持ってきてもらったそうです。
その苦い経験を元に、友人の弁護士とツケで食事ができるレストランを作りました。それがダイナースクラブの発祥となり、時は1950年です。
戦後のアメリカのクレジットカード歴史の幕開けとなりました。プラスチックのカードであるダイナースクラブカードがあれば、ダイナースクラブじゃなくても食事ができるようになったのです。
日本にダイナースクラブが入ってきたのは1960年です。
収入が安定している人や信用がある人などを中心にダイナースクラブが浸透していきました。だから今でもダイナースクラブはセレブや収入が安定している人が持っているイメージがあり、年収がある程度ないと審査に通らないカードなのです。
ダイナースクラブはセレブが作ったカードでありながら、今ではセレブ以外も持てます。
しかし、ある程度の安定した年収がないと審査に通るのは難しいでしょう。
アメックスよりも審査は厳しい!ダイナースクラブは世の中のカードのプラチナカード並み
ダイナースクラブとよく比較されるのはアメックスカードです。どちらもアメリカ発のクレジットカードで、共にステイタスを感じます。
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で、どちらがどう違うのかと言うと、アメックスの一般カードであるグリーンカードとダイナースクラブカードを比べると、ダイナースクラブの方が審査は厳しいです。これには理由があります。
まず、アメックスの場合は一般カード(グリーンカード)やゴールドカードがあります。プラチナカードとセンチュリオンカードはその上を行くカードで、インビテーションが必要です。アメックスの場合は段階があります。
しかしダイナースクラブは、一般カードであるダイナースクラブカードしかありません。
これよりも上だとインビテーションでプレミアムカードがあります。つまり、段階がアメックスよりも少ないんです。だから一段づつのハードルがダイナースクラブの方が高く、一般カードでも審査が厳しいのです。
ダイナースクラブの一般カードの入会目安は、27歳ぐらいだとホームページに記載されています。
アメックスのゴールドカードは20歳から申し込み可能となっている事から、アメックスのゴールドカードよりもダイナースクラブの一般カードの方が審査が厳しいのが分かります。
では、ここでアメックスゴールドとダイナースクラブの違いをまとめると、こうなります。
カード名 | 年会費 | 年齢条件 | 利用限度額 | 備考 |
---|---|---|---|---|
アメックスゴールドカード | 29,000円 | 20歳~ | 利用限度額制限なし | 以前は年収500万円以上、25歳からの申し込み制限があった |
ダイナースクラブ | 22,000円 | 入会目安は27歳 | 利用限度額制限なし | 年収500万円以上ないと審査通過が厳しい |
ステイタスや審査の厳しさが分かるような項目を比較すると、ダイナースクラブの方が審査が厳しそうな感じはします。
年会費はアメックスゴールドの方が高いんですけど、申し込み目安や年収がダイナースクラブの方が高いので、ダイナースクラブの方が審査は厳しいというのが分かります。
ダイナースクラブはステイタス度が高いアメックスのゴールドと比べても審査が厳しいんだから、一般的なカードと比べたらダイナースクラブの一般カードはプラチナ並みのカードとなります(笑)
バブル期よりも審査は甘くなったと噂があるので、27歳ぐらいで年収が500万円以上あるならば審査が受かる可能性はあります。
それで世界最高ランクのカードを持てるんだから、審査が厳しいとはいえ以前よりも手が届きやすいカードとも言えます。
ダイナースクラブのカードはプロパーカードと提携カードがある
ダイナースクラブでは、プロパーカードと提携カードがあります。
プロパーカードはダイナースクラブだけと契約し、そのサービスを満足に受けれます。プレミアムカードにランクアップを望むのならば、プロパーカードに申し込みをします。
提携カードの場合、提携先とダイナースクラブの両方に契約します。提携先と契約するので、そのサービスを受けれます。支払いがダイナースクラブ経由っていう感じです。
ダイナースクラブの提携カードは少ないです。質を守るため、提携先はダイナースカードに相応しい企業としか契約していません。
- ANAダイナースカード
- JALダイナースカード
- デルタ スカイマイル ダイナースカード
- BMWダイナースクラブカード
- 銀座ダイナースクラブカード
などなど。約10種類ぐらいの提携カードがあります。
BMWや銀座など、高級感を感じる名前ばかりが提携カードにはあります。「楽天 ダイナースクラブカード」とか「イオン ダイナースクラブカード」とは、庶民っぽい名前はなしです(笑)
提携していませんし、なんだかダイナースクラブは堕ちたな…って感じがしちゃいますよねw
提携カードだと提携先のサービスが受けれるので、よくその会社を利用するならば提携カード、それ以外ならプロパーカードにすると良いでしょう。
プロパーカードなら、将来はプレミアムカードが見えてくるので着々と信用を貯める良い機会になります。
なんだか良く分からない!?ダイナースクラブの入会特典がおしゃれ過ぎる
ダイナースクラブの入会特典をチラっと紹介しました。
「あなたのサインを専用デザイナーがデザインしてくれる」と書いたんですが、なんのこっちゃ?と思いませんでしたか?庶民の私はそう思い、目を疑いました(笑)これについて詳細に話をしましょう。
この入会特典は「オリジナルマイサインキット」と呼ばれる特典です。サインをデザインとは、専用デザイナーがあなたのカードサインを作ってくれる事です。
まず、オリジナルマイサインキットの申し込み用紙を記入します。
すると、専用デザイナーがあなたのサインをデザインしてくれます。かっこいいサインなので、それをカード払いにした時に書けば「できる大人!」と思われるでしょう。
デザインが決まったら、サイン練習キットが届きます。CD-ROMなども同封されており、それで分かりやすく丁寧にサインの練習ができます。
サインが書けるようになったら、レッツ実践です。カード支払い時にかっこいいサインを書けるようになり、できる大人の仲間入りになれます。
うーん…。庶民には価値あるものだとあまり感じませんが(笑)金持ちって、やっぱりサインにこだわるのでしょうか。練習までしてサインを手に入れるなんて、おしゃれ過ぎです。
まぁね、そのサインは自分の物になってカードにこだわらず、サインするシーンならどんな場面でも利用できると思えば良い体験という味方もありますが。
私なら、そのサインよりも15000ポイント付与の方がお得に感じます。ポイント付与は高額なので、かなりおいしい特典です。
ダイナースクラブのサービスは超一流のホテルやお店で特典が受けれる所
プラチナ並みの威力があるダイナースクラブカードなので、やっぱりその特典は超一流の一言に尽きます。
食事のシーンからダイナースクラブが誕生したからか、レストランでの特典は代表的な特典です。
例えば、史上最年少でフランス外の国で初めてミシュランの3つ星を獲得したアランデュカスが経営するレストランは、ダイナースクラブと提携しています。
クラブ会員だけの優待があったりなどで最高の場所で最高のサービスが受けれます。
また、予約が難しい高級料亭を会員の替わりに予約を取ってくれるなんていう気の効きようもありますし、ダイナースクラブ会員限定コースまであります。さすがダイナースクラブですよね。食べる事にこだわっているのが感じます。
また、ホテルやフィットネス、スパなどでも特典があり、高級路線をどんどん伸ばしてくれます。客室のグレードアップもあったりと、やっぱりダイナースクラブの一般カードはプラチナ並みです。
庶民にはため息が出るサービスが受けれるダイナースクラブの特典は、セレブっぽさ満載です。
ダイナースクラブまとめ
ダイナースクラブのポイントは100円で1ポイント貯まり、ポイントの使い道は楽天スーパーポイントやマイルに交換できたり、商品と交換できたりします。この辺はあまり他のカードと変わりません。
しかし、ポイント以外の年会費や審査、特典などを見て行くと、圧巻のダイナースクラブです。年会費無料カードには到底真似できません。
昔から現在までステイタスカードが崩れる事はないので、これからも人々を魅力し続けるでしょう。