JCBカード徹底比較
JCBカードは、日本が誇る国際カードブランドですよね。JCBカードが生まれたのは、時は高度成長期の真っ只中です。
日本が戦後、世界に追い付け追い越せと経済に力を入れていた時代です。当時、日本で初めて海外旅行が自由にできるようになりました。それまでは留学移住じゃないと海外に行けなかったので、すごい進歩ですよね。
JCBカードは、そんな時代背景から生まれました。海外を意識し始めたから、生まれた日本の誇りであるカードなのです。
そんなJCBカードを見て行くと、どうやら若者や働く世代をターゲットにしているのでは?と思われます。
JCBカードはプロパーカードと提携カードの2つ
カード名 | JCBカード |
---|---|
カードの種類 | プロパーカードと提携カード |
国際ブランド | JCB |
ポイントサービス | あり |
入会特典 | プロパーカードは最大17,800円分の商品券やポイント付与 提携カードはある可能性が高い(提携先による) |
年会費 | 無料~10,000円(カードランクによる) 家族会員は無料~1,000円 |
付帯保険 | 国内海外旅行 最高5,000万円 ショッピング保険最大200万円(カードによって異なる) |
お支払い日 | 15日締め 翌月10日払い |
JCBは、クレジットカードの国際ブランドとして活躍していますよね。クレジットカードは、JCBだけしかカード名に記載されていないプロパーカードと他の提携会社が名前に記されているものがあります。
ANAカードにJCBのマークが付いていたりなどのカードに色んな会社名が載ってるものです。
JCBのプロパーカードの場合、審査が厳しいというので有名です。
審査の詳しい内容は企業秘密ですが、Yahoo知恵袋を見ると、審査に落ちたとか審査が厳しいという声があります。
JCBに限らず、プロパーカードは審査が厳しいのが普通です。審査は厳しいけど、その分だけカードのサービスが良いのがプロパーカードのメリットです。
まぁ、ブランド会社は提携カードよりも自社カードを使ってくれてるんだから、サービスを手厚くするのは当たり前ですよねw。
では、プロパーカードにどんなサービスが付いているか紹介していきます。
JCBプロパーカードは4種類
JCBプロパーカードには4種類あります。
- JCBカード(一般カード)
- JCBゴールドカード
- JCBカードEXTAGE
- JCBゴールドカードEXTAGE
それぞれのカードを簡単に見て行きましょう。
カード名 | 年齢条件 | 年会費 | 家族会員 | 海外国内傷害保険 | 空港サービス |
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JCBカード(一般カード) | 18歳以上 | 初年度無料 | 400円 | 3,000万円 | なし |
JCBゴールドカード | 20歳以上 | 10,000円 | 1名無料、2名以降は1名につき1,000円 | 最高1億円 国内最高5,000万円 | あり |
JCBカード EXTAGE | 18歳以上29歳以下 | 無料 | 無料 | 最高2,000万円 | なし |
JCBゴールドカード EXTAGE | 18歳以上29歳以下 | 3,000円 | 1人目無料 2人目から1,000円 | 最高5,000万円 | なし |
JCBのプロパーカードでは、この4つが申し込み可能です。
一般カードとその上を行くゴールドカード、29歳以下限定の若者カードとその上を行くゴールドカードと分けられます。
年会費は一般カードでもかかってくるので、50万円以上の支払いがないと維持がかさむカードとなって来ます。
しかし、年会費がかかってきても捨てがたいサービスがいくつかあり、サービスを利用するならば維持費は安いもんでしょう。
年会費が永年無料カードだと、そもそも海外旅行保険がない場合もありますし、あっても2000万円が最高額などです。
JCBカードは一般カードでも最高3000万円なので、50万円以上のショッピング利用で年会費が無料ならば旅行保険がお得になります。
そして、若い人限定のカードがあるのもJCBカードの大きな特徴です。29歳以下限定という事は、そこまで高い年収や仕事の安定感を求めていないという事です。
50代で勤続年数が何十年もある人や、大手会社役員と同じ基準の審査ではありません。
若さを考慮したカードになっているので、ステイタスがあるプロパーカードを持ちたい!という若い世代におすすめです。
EXTAGEカードは年会費無料などの限定特典がありますが、その分だけ旅行保険の限度額が下がります。メリット半分、デメリット半分のカードなのです。
29歳以下ならば、まずはEXTAGEカードで信頼を貯めて後々のJCBカードゴールドに移行しやすくするといった攻略が良いでしょう。
その上を行くブラックカードカード「JCBゴールド プレミアム」「JCB クラス」
そして、JCBカードには「JCBゴールド ザ プレミアム」や「JCBザ クラス」のいわゆるブラックカードも用意してあります。
この2つのカードはJCBからの招待がないと発行されません。詳細は招待されてから案内されるので、選ばれた人だけが知るカードとなっています。
一般カードからゴールドと階段を上がっていき、最上階カードなのでかなりのステイタスがあります。
JCBカードのポイントは総額で決めてくれる
JCBカードで貯まるポイントは、1000円=1ポイントです。
「じゃあ1000円以上の買い物をしないと、ポイントが貯まらないじゃん!」と思っているかもしれませんが、それは大丈夫です。
JCBカードでは、毎月の総額でポイント計算します。なので、1回の買い物が1000円以下でも大丈夫なんです。分かりやすく書くとこうです。
1回目の買い物 500円
2回目の買い物 500円
月間の合計で1000円=1ポイント
※月間の買い物が999円だとポイント付与なし
月間で1000円以上のクレジットカード払いがないとポイントは全く貯まりませんが、1000円もカード払いを利用しないならばクレジットカードの意味はないので、問題ないでしょう。
貯まったポイントの有効期限は、一般カードならばポイント獲得から2年、ゴールドなら3年、プレミアムなどのブラックカードなら5年です。永久不滅じゃないので注意しましょう。
最近はポイントに有名期限がないカードも多いので、ポイントに有効期限があるのはJCBカードが他カードよりも劣る点かなと思います。
貯まったポイントの使い道は、他のカードと同じような使い道です。
- カタログの中から商品を選ぶ
- カードの支払いに充当する
- ナナコなどの他のカードのポイントにする
- アマゾンやYahooなどの買い物で利用する
この4つが使い道です。他のクレジットカードと使い道のバラエティさは同じですが、申し分ないと言えます。「ポイントの使い道がないんだけどっ!(怒)」と怒れちゃう事はありません。
JCBカードはApplePayが利用できる
JCBカードが若者向けというのは、若者向けカードが発行されているだけではありません。なんと、JCBではアプリと連携してiPhoneで支払いを済ませる事もできるんです。
クレジットカードを持って外出しなくても、iPhoneさえあればカードを持っている感覚です。このアプリの事を「Apple Pay」と呼ばれており、AppleとあるようにiPhone7、7プラスやMAC、iPad、Apple watchで利用できます。
Androidユーザーには対応していません。ちなみに、Apple社にはあなたのJCB関係の個人情報などは提供されません。だから余分な情報がApple社に伝わる事もなしです。
アプリとの連動は簡単で、JCBカードをカメラで撮影するだけです。そうするとJCBカードの情報を読み取り、アプリがクレジットカードの役割をしてくれます。
ただし、利用できる場面はクイックペイが利用できるお店だけです。電子マネーのような物だと考えると分かりやすいです。
クイックペイが利用できるお店は、大手全国チェーンのコンビニやスーパー、ドラッグストアや飲食店と幅広いです。使えないお店もありますが、日常生活でクイックペイが利用できないお店ばかり利用する…なんて事は可能性が低いので、アプリと連動すると超便利ですよ。
「スマホがクレジットカード替わりになるなんて怖い…。」と思われますが、それはきちんとセキュリティーがかけられているので安心です。
Apple Payでは、あなたの情報が暗号化されて端末に保存されています。
そして、もし端末を紛失した場合は「iPhoneを探す」という昨日で紛失モードにでき、Apple Payの利用を一時中止できます。
さらに支払い時にはパスコードなどが必要であり、勝手に誰かがApple Payを利用しづらくなっています。だから安心して利用できます。
ただし、端末の紛失に気が付かないと端末は誰もが利用できるようになっているため、不安ならば画面ロックをかけておくと安心するでしょう。
医療保険や終身保険まてJCBで仲介できる!
JCBはクレジットカードの印象が強いんですけど、実は保険仲介までやっています。扱っている保険はアフラックやメットライフ生命など大手の保険会社です。
医療保険や終身保険などがあり、これもJCBが若者をターゲットにしているのでは?と思われる理由です。
なぜなら、医療保険や終身保険を考え始めるのは20代後半ぐらいからという人が多いからです。結婚や家族が出来たりなどの人生のターニングポイントで保険を考える人が多いです。
もし保険に興味があって、かつJCBカードにも興味があるならば、保険内容を見てみると良いでしょう。資料請求ができるので、興味があれば利用してみて下さい。
JCBカードは、若者向けカードやアプリ活用、保険など若い世代にぴったりのカードです。ディズニーデザインのカードもありますし、ポイント利用がディズニーランドなどで若者や小さな子供がいる家庭にぴったりなサービスが充実しています。