通常のクレジットカードと学生クレジットカードの違いは学生のスタイルに合わせたカード

社会人がクレジットカードを持つように、学生も社会人と同じクレジットカードを持つ事はできます。しかし、学生しか持てないような学生専用クレジットカードというものが、あります。

そこで一般的なクレジットカードと学生カードについて、徹底的に比較していきたいと思います。すると見えてきたのは、学生カードは学生の心とその保護者の心を鷲掴みにする仕組みでした！

学生カードの審査は甘ーい！アルバイトしていなくても審査は通りやすい！

一般的なクレジットカードと学生カードを、まずは審査という点から比較していきたいと思います。

審査はクレジットカード会社によって甘いか厳しいか少し変わってきます。アメリカンエキスプレスやダイナースクラブは審査が厳しいと言われていますが、楽天カードやイオンカードは甘いとも言われています。(言われていますというのは、審査内容は社外秘で内容が正確に分からないからです。)
審査が甘くても厳しくても、一般的に言われているのは収入がないとカードの審査は厳しいです。

しかし、学生カードの場合、学生は基本的に無収入なので審査は厳しくありません。学生だと分かっているので、そこまで収入にうるさくないのがメリットです。

どこまで甘い審査なのかというと、アルバイトをしていなくて本当に収入がなくてもクレジットカードは発行できてしまうぐらいです。一般的なクレジットカードだけでなく、ローンやキャッシングなどお金関係の契約は返済能力があるかというのが最重要項目で、アルバイトぐらいはしていないと話にならないという事もあります。しかし学生カードの場合は、収入がなくてもオッケーなのです。まさに神カードですよね(笑)

ただし、携帯電話料金の未払いかあると学生カードでも審査落ちしてしまいがちです。未払いがなければ、学生なら誰でも持てるようなカードが学生専用のクレジットカードなのです。

学生カードと一般的なクレジットカードの利用限度は違う

審査が甘い分、学生専用のクレジットカードには制限がかかるのが実情です。クレジットカードの支払い限度額が一般的なクレジットカードに比べると少ないです。

「ライフカードの場合」
一般的なクレジットカードの利用限度額
10万円～200万円

学生専用クレジットカードの利用限度額
5万円～30万円

「三井住友VISAカード」
一般的なクレジットカードの利用限度額
10万円～80万円

学生専用クレジットカードの利用限度額
10万円～30万円

このように、クレジットカード会社で一般的なクレジットカードの利用限度額の違いはあれど、学生カードの場合はそれを大きく下回る金額の利用額しかカードで支払いができません。

学生カードの利用限度額の相場はだ10万円～30万円ですが、学生ならそれぐらいの金額を1ヶ月で購入する事はあまりないので、あまり不自由はしませんよね。審査は甘くても利用限度額は低いのが学生カードですが、学生ならそれぐらいの金額で何も不自由はしないでしょう。

学生カードはポイントなど学生の心を鷲掴みにする仕組みがたくさん！

学生カードは、学生が喜びそうな特典がついているのも学生の心を鷲掴みにするポイントです。

学生専用のライフカードの場合、海外で学生専用ライフカードを利用すると5パーセントのキャッシュバックがついてきます。もちろん海外での保険もついていて、留学で海外に行きたい学生にとっては大きなメリットです。

また、学生カードだとポイントが貯まる率が優遇されていたりと、学生専用カードを発行するならばそれなりにメリットがたくさんあるのが学生にとっておいしい点です。

こういった特典は、学生が好むような特典になっているのが学生カードの醍醐味であり、学生を掴んで話さないカード会社の知恵です。

学生カードと一般的なクレジットカードのキャッシングは違う

学生専用といえども、キャッシング枠はちゃんとあります。しかし、これも一般的なクレジットカードと金額に差があります。

「ライフカードの場合」
キャッシング枠は0円～200万円です。

学生カードの場合、キャッシング枠は40万円まで。

「三井住友VISAカードの場合」
一般的なカードのキャッシュリボは10万円～300万円

学生カードは10万円～30万円

2つのカードを比べてみても、カード利用額と同じように差は明らかですよね。一般的なクレジットカードの方が、キャッシングも0が1個多くて桁が違います。学生だからあまりキャッシング枠が大きくなくてもオッケーなのです。「学生の子供にクレジットカードを持たせたいけど、勝手にたくさん使われたら‥。」という親の気持ちも学生カードは汲み取ってくれています。