クレジットカードは海外へ旅行や出張をする時に必ず持っていく物であり、クレジットカードを持っていない人でも海外に行くからと言う理由でクレジットカードを作る場合もあるでしょう。
それだけクレジットカードは飛行機と密な関係にあり、マイルが貯まるクレジットカードはいつも人気です。
そこで、日本の代表的なANAマイルとJALマイル、日本人に人気なデルタスカイマイルの最強カード選びをしていきます。
ANAマイルで比較!最強ANAカードの選び方
まずはANAカードから行ってみましょう!比べやすいように、ANA一般カードのスペックも載せておきます。
ANA VISA一般カード
- 年会費2160円、初年度無料
- カード継続ボーナス1000マイル
- カード種類別積算率(搭乗マイルの計算に利用)10%
- 1000円=1ポイント=5マイル
旅行保険などもカードに付帯していますが、マイルに着目した一般カードはこんな感じです。ボーナスマイル、積算率は基本的な数字なので、これよりもボーナスや積算率が良いカードでお勧めしたいのが下のカードです。
ANA VISAワイドカード
- 年会費7830円
- ボーナスマイル2000マイル
- 積算率25%
- 1000円=1ポイント=5マイル
ANA VISAプラチナプレミアムカード
- 年会費86400円
- ボーナスマイル1万マイル
- 積算率50%
- 1000円=1ポイント=15マイル
ANA一般カードよりもボーナスマイルが高く、積算率、カード利用からのマイル付与が高いカードとなると、最強カードはANAVISAプラチナプレミアムカードとなります。
これよりもカード利用でマイル付与が高いカードもありますが、年会費が16万円以上もする幻級のクレジットカードになり、審査に通る人が少ないので却下しました(笑)
ANAVISAプラチナプレミアムカードでも年会費が十分に高いですもんね(泣)
そんなに高い年会費を払ったら、マイルは貯まれど財布の万札が減ってしまう!となったら、選ぶべき最強カードは一般カードでも提携先でボーナスマイルが貯まるカードです。それが以下の通りです。
ボーナスマイルが貯まるカード
ANA VISAスイカカード
ソラチカカードANA To Me CARD PASMO JCB
年会費が掛かっても良いから、飛行機にどんどん乗ってマイルを貯める→ANAVISAプラチナプレミアムカード
年会費を抑えたいけど、マイルの取りこぼしを防ぎたい→ANAVISAスイカカード、ソラチカカードANA To Me CARD PASMO JCB
年会費をほどほどにして、飛行機に乗った時のマイルをたくさん貯めたい→ANAVISAワイドカード
年会費をいくらまで払えるかをまず考えると、自分だけの最強ANAマイルカードが分かってきます。
JALマイルで比較!最強JALカードの選び方
ANAカードのように、JALカードもまずは基本的なカードを見て、それを比較しながら最強カードを探って行きましょう。
普通カード
- 年会費2160円、初年度無料
- 入会ボーナス1000マイル
- 毎年初回搭乗ボーナスMAXで1000マイル
- 毎回フライトボーナス10%
これを踏まえて、カードのランクがアップしたボーナスマイルはこちらです。
CLUB-Aカード、CLUB-Aカードゴールド、JALダイナースカード、プラチナカード(普通カードよりランク上の全てのカード)→入会ボーナス5000マイル、毎年初回搭乗ボーナス2000マイル、搭乗ごとのボーナスマイル25%
JALカードの場合、カードのランクはあって年会費が変わって保険などのカード内容が変わるだけです。
そのため、マイルに関しては各ランクによって大きく変わるとは言えません。
そこで、JALマイルをより効率的に貯めるためには、ボーナスマイルとショッピング利用時に貯まるマイル率で決めるのが最強カードです。
ショッピングマイルも普通カードより貯まるカードがCLUB-Aゴールドカード
JALマイルが貯まる最強カードは、CLUB-Aゴールドカードです。
- 年会費17280円(AMEX、ダイナースクラブカードは年会費がもう少し高い)
- 入会ボーナス5000マイル、毎年初回搭乗ボーナス2000マイル、搭乗ごとのボーナスマイル25%
- 100円利用で1マイル貯まる(通常は、有料のショッピングマイルプレミアムに登録しないと200円で1マイルしか付与されない)
普通カード以上だとボーナスマイルが高くなり、CLUB-Aゴールドカード以上だとショッピングマイルプレミアムに自動入会となり、マイルが貯まりやすくなります。
ショッピング マイルプレミアムは年会費が3240円なので、それが無料になるのがメリットです。
プラチナカードだと年会費が3万円以上もしますが、ボーナスマイルとマイル付与率が共にゴールドカードと一緒なので、マイルだけ見ればゴールドカードで良しとなります。
ゴールドカードだと年会費がちょいと高いなぁ‥と感じたり、審査に受かる自信がない‥と思うのならば、普通カードでショッピングマイルプレミアムに登録すると良しです。
普通カードは年会費が2160円でショッピングマイルプレミアムは3240円なので、約5000円でショッピングしたマイルが貯まりやすくなります。
まとめ:マイルを貯めるのにフォーカスを当てるならば
年会費を抑えたい→普通カード+ショッピングプレミアムでカード利用のマイルだけ貯めやすくする
年会費が高くても飛行機にたくさん乗る、マイルをとにかく集めたい→CLUB-Aゴールドカード
これが最強のJALマイルが貯まるクレジットカードの選び方です。ANAカードと同じく、年会費をどうするかで自分の最強カードが決まります。
DELTA(デルタ)スカイマイルが貯まるクレジットカード比較
デルタスカイマイルが貯まるクレジットカードは、日本で発行している物だとJCB、AMEX、ダイナースクラブ、SuMi TRUST CLUB カードの4つです。
どれもスカイマイルのボーナス金額が異なり、ショッピングに対するマイル還元率が異なります。
どのカードにすれば、最強のカードを探っていくとAMEXが一番マイルが貯まりやすいカードだと思えます。そして、その次がJCBカードです。
デルタスカイマイルAMEXゴールドカード
- 年会費26000円
- ゴールドメダリオン(スカイマイルの上流階級)が自動で取得でき、海外利用でマイル1.25倍
- 2017年7月31日までの入会で、最大22000マイルプレゼント
- デルタ航空への所定の支払いで100円=3マイル付与
- その他の支払いは100円=1マイル
- その他、カード利用金額やカード継続、フライトでボーナスマイルが多数あり
デルタスカイマイルJCBゴールドカード
- 年会費18000円、初年度は1万円
- 3000円の入会ボーナスマイル
- デルタ航空への所定の支払いで100円=3マイル
- その他の支払いで100円=1.5マイル
- カード継続、フライトなどでボーナスマイルあり
※SuMi TRUST CLUBカードとダイナースクラブはデルタ航空への支払いでマイル優遇なし、ボーナスマイルはあり
AMEX、JCB、ダイナース、SuMi TRUST CLUB のカードで、マイルに関する情報をピックアップしてみました。
デルタスカイマイルはボーナスマイルが大きいですし、マイルに有効期限がないので貯まりやすさはあります。
その貯まりやすさをベースにし、デルタ航空での利用でマイルが優遇されるカードがAMEXとJCBです。そして、海外利用で得なのがAMEXゴールドです。
だからAMEXゴールドがデルタスカイマイルの一番の最強カードなのです。それなりに年会費が掛かってくるカードですが、それだけマイルは貯まります。
年会費を抑えるならJCBの一般カードへ
デルタスカイマイルJCBカード
- 年会費1万円、初年度は5000円
- 入会ボーナス2000マイル
- デルタ航空への所定の支払いで100円=2.6マイル、その他は100円で1.3マイル
- 最初のフライトボーナスマイルあり
デルタスカイマイルテイクオフJCBカード
- 年会費1500円、初年度無料
- 入会で500ボーナスマイル
- デルタ航空の所定支払いで100円=2マイル
- その他の支払いで100円=1マイル
- 最初のフライトでボーナスマイルあり
JCBカードならば、年会費が1万円や1000円と手軽にデルタスカイマイルを貯めれます。ボーナスマイルは少なくなり、ショッピングで貯まるマイルも少なくなりますが、コスパは良しのカードです。
デルタスカイマイルが貯まるカード選びまとめ
- 一番マイルが貯まりやすいのがデルタスカイマイルAMEXゴールド(デルタ航空への支払いでマイル優遇、海外利用でマイル優遇)
- 次に貯まりやすいのがデルタスカイマイルJCBゴールド(デルタ航空への支払いでマイル優遇)
- デルタ航空への支払いで優遇はないけど、ショッピング利用でマイルが貯まりやすいのがダイナースクラブとSuMi TRUST CLUB
- 年会費を抑えたいならJCB一般カードとテイクオフカード
デルタスカイマイルが貯まるカード選びは、デルタ航空への支払いで優遇が欲しいか、年会費を抑えるかなどから決めていきましょう。
マイルだけじゃない!特性別おすすめANAカード
ANAカードの紹介で、マイルが貯まるカードを厳選しておすすめしました。
じゃあANAカードはマイル以外に取り柄がないの?ってなってしまいそうなので、ANAカードでマイル以外に特別感があるカードを2枚紹介します。
マイル+αの価値がある特性を持つカードです。
年会費を抑えて特典もあるANAアメリカンエクスプレスカード
- 年会費7000円
- 100円=1ポイント=1マイル
- ラウンジサービス、手荷物無料宅配サービス、空港クローク、空港パーキングサービスあり
- アメリカンエクスプレス.コネクトあり(ショッピング、旅行、食事などで優待)
- 旅行保険、ショッピング保険あり
- ANAカードマイルプラス店(ホテル、お土産、スーパー、コンビニなど)でポイントもマイルも貯まる
ダイナースクラブカードのメリットにANAマイルをプラスしたANAダイナースクラブ
- 年会費27000円
- ラウンジ利用あり
- 100円で1ポイント付与=1マイル
- ANAカードマイルプラス店でポイントもマイルも貯まる
- 国内海外旅行保険1億円まで、ショッピング保険あり
ANAカードにプラスの特別感を与えるのならば、やはりクレジットカードの頂点に立つAMEXとダイナースクラブです。
マイルが貯まるのはもちろんの事、空港で快適に過ごす、マイルもポイントも両方貯めれるなど、特典が付いてきます。
ダイナースクラブの年会費の高さが気になるのならば、AMEXの7000円の年会費を選べば良いです。
ANAマイルにプラスの特性があるカードなら、空港で快適に過ごせるのでストレスフリーです。
マイルで選ぶクレジットカードをランキング!トップ5はこちら
航空会社が違うと選ぶクレジットカードも違ってきますが、航空会社の垣根を取って今まで紹介したクレジットカードが、どれが一番マイルを貯めるのに適しているか、トップ5を見ていきましょう。
5位 ソラチカカードANA To Me CARD PASMO JCB
年会費を抑えながらもマイルが得になり、比較的誰もが持てれるカードだから5位です。
4位 ANAVISAワイドカード
年会費7000代でボーナスマイルなどが一般カードよりも増えて、お得感を感じるカードです。
3位 デルタスカイマイルJCBゴールドカード
ボーナスやデルタ航空の支払いでマイルが貯まりやすいカードなので、3位です。
2位 JALのCLUB-Aゴールドカード
年会費が有料のショッピングマイルプレミアムが無料になり、ボーナスマイルが増えるので、JALカードを持つならばこれに決まりです。
1位 デルタスカイマイルAMEXゴールド
ボーナス、海外利用、デルタ航空での利用とマイルが貯まるのが想像しやすく、ANAやJALなど全てのマイルが貯まるカードの中で一番お勧めのカードだからNo.1です。
マイル重視クレジットカードまとめ
マイルが貯まるクレジットカードは山ほどありますが、ボーナスマイルとショッピング利用時のマイルに着目し、年会費とのバランスを考えながらカードを探すと、マイルが貯まりやすい最強カードが見つかりやすいですよ。